【2025年最新】東京のおすすめ太陽光発電業者18選 l 補助金・価格を徹底解説

東京で太陽光発電を始めたいけど「どの業者に頼めばいいの？」と迷っていませんか？

実は東京都は全国でも補助金が充実していて、導入のハードルがぐっと下がっているんです。

ただ、業者ごとに価格やサービスが大きく違うので、選び方を間違えると損をしてしまうことも…。

この記事では、東京でおすすめの太陽光発電業者17社を徹底比較。

補助金・価格・サポート体制までわかりやすく解説するので、これを読めば自分にぴったりのプランがきっと見つかります！

東京都で利用できる太陽光発電の補助金【2025年度版】

という方にこそ知ってほしいのが、東京都の手厚い補助制度です。

対象となる補助制度

区分	補助内容	条件・備考
太陽光発電（新築住宅）	・3.6kW以下：1kWあたり12万円（上限36万円） ・3.6kW超〜50kW未満：1kWあたり10万円	新築住宅に設置する場合が対象
太陽光発電（既存住宅）	・3.75kW以下：1kWあたり15万円（上限45万円） ・3.75kW超〜50kW未満：1kWあたり12万円	既存住宅に設置する場合が対象
蓄電池	・1kWhあたり12万円（上限：助成対象経費） ・デマンドレスポンス実証参加で＋10万円/件	太陽光発電の設置または再エネ電力契約が必須
V2H	・V2H単体：設置費用の1/2（上限50万円） ・V2H＋太陽光＋EV：設置費用全額（上限100万円）	EVは実績報告までに納車されている必要あり

区分	補助内容	条件・備考
太陽光発電 （新築住宅）	・3.6kW以下：1kWあたり12万円（上限36万円） ・3.6kW超〜50kW未満：1kWあたり10万円	新築住宅に設置する場合が対象
太陽光発電 （既存住宅）	・3.75kW以下：1kWあたり15万円（上限45万円） ・3.75kW超〜50kW未満：1kWあたり12万円	既存住宅に設置する場合が対象
蓄電池	・1kWhあたり12万円（上限：助成対象経費） ・デマンドレスポンス実証参加で＋10万円/件	太陽光発電の設置または再エネ電力契約が必須
V2H	・V2H単体：設置費用の1/2（上限50万円） ・V2H＋太陽光＋EV：設置費用全額（上限100万円）	EVは実績報告までに納車されている必要あり

申請スケジュール

• 申請期間：令和7年（2025年）5月30日 ～ 令和8年（2026年）3月31日
• 実績報告：申請から1年以内に提出

補助金シミュレーション例（2025年度）

東京都のおすすめ太陽光発電業者17選

SUMIKA

SUMIKAは、株式会社スミカが運営する太陽光発電・蓄電池設置サービスです。

補助金申請のサポートから設置、アフターサービスまで一貫対応し、全国で豊富な実績を誇ります。

大手メーカー製品を幅広く取り扱い、長期保証と安心のサポート体制が強みです。

SUMIKAの基本情報

社名	株式会社SUMIKA（スミカ）
受付時間	9：00～20：00（祝日除く）
サービス	無料相談、現地調査、製品提案、太陽光設置、アフターサービス
補助金サポート	あり
実績	年間相談件数2,000件以上、月20万人利用
保証・アフターサポート	出力保証25年、遠隔監視・自然災害補償、アフターサービスあり
対応エリア	全国（東京本社、横浜・名古屋・大阪・福岡対応）
許認可・免許・資格	建築業免許、宅建業
取扱メーカー	シャープ、パナソニック、カナディアンソーラー、京セラ、長州産業等

街角ソーラー発電所

街角ソーラー発電相談所は、トラベルブック株式会社が運営する太陽光発電の設置サービスです。

オンラインを中心に展開しているため、余分な人件費やオフィス維持費を削減でき、その分施工価格を抑えて提供しています。申し込みは電話やWEBから簡単に行え、見積りや補助金に関する相談も無料で対応。

初めての方でも安心して利用できる体制が整っています。

また、期間限定のWEBキャンペーンでは、成約するとAmazonギフト券5,000円がもらえる特典も実施中。契約から工事開始までは約1か月かかるため、導入を検討している方は早めに相談するのがおすすめです。

街角ソーラー発電所の基本情報

社名	トラベルブック株式会社
受付時間	11：00～19：00
サービス	無料相談、現地調査、製品提案、太陽光設置、アフターサービス
補助金サポート	補助金選び～申請・受給まで丸ごとサポート（成功率100%）
実績	年間500件以上施工監督（10年以上の実績）
保証・アフターサポート	最長20年間保証サポート、無料点検・機器交換など
対応エリア	東京都（詳細エリアの記載なし）

mirai(ミライ) 

埼玉県さいたま市に本社を置くmirai(ミライ)は、太陽光発電の販売施工・リフォームを行う業者です。

自社で太陽光発電を行っており、知見やノウハウに強みを持ちます。

分割払いで初期費用が0円になる提案が可能、毎月の電気代に少しプラスするだけで太陽光発電が導入できます。

MIRAIスマートソーラーシステムとして、太陽光パネル・パワコン・蓄電池の15年保証が付帯するので安心です。

mirai(ミライ) の基本情報

社名	株式会社MIRAI埼玉県さいたま市南区別所3-38-29 和田ビル3階
受付時間	9：00～18：00（土日祝除く）
サービス	無料相談、現地調査、製品提案、太陽光設置、アフターサービス
補助金サポート	あり
実績	ホームプロ加盟店、さいたま市SDG認証企業、埼玉県認定「太陽光安心モデル」販売・施工会社
保証・アフターサポート	製品保証：最長15年間・発電補償・監視サービス・定期点検サービス・障害対応サービス
対応エリア	東京都全域
支払い方法	公式サイトに記載なし
許認可・免許・資格	埼玉県知事許可（般・６）第74835号
取扱メーカー	公式サイトに記載なし

ファミリー工房

東京都足立区に本社を置くファミリー工房は、太陽光発電設置およびリフォーム専門業者です。

2025年6月度の足立区および葛飾区の太陽光発電工事口コミ数1位を達成しています。

東京都23区に対応しており、対象エリアは文京区や江戸川区、江東区など12の区です。

太陽光発電と蓄電池をセットで導入すると割引が適用されるため、同時設置を検討している方におすすめです。

ファミリー工房の基本情報

社名	株式会社ファミリー工房東京都足立区大谷田 4-1-20
受付時間	10：00～18：00（日月、夏季、年末年始、GW除く）
サービス	無料相談、現地調査、製品提案、太陽光設置、アフターサービス
補助金サポート	あり
実績	創業20年以上、1万件以上の施工実績
保証・アフターサポート	出力保証：25年施工保証：10年システム保証：15年・定期メンテナンス、24時間365日の緊急サポート
対応エリア	足立区、葛飾区、荒川区、板橋区、江戸川区、北区、江東区、墨田区、台東区、豊島区、練馬区、文京区
支払い方法	公式サイトに記載なし
許認可・免許・資格	建設業登録：東京都知事許可（特 – 2）第 134735 号一級建築事務所：東京都知事登録第 53002 号二級建築士、福祉用具専門相談員、監理技術者、既存住宅状況調査技術者、建築物石綿含有建材調査者
取扱メーカー	長州産業

えねこ

えねこは、東京都を中心に太陽光発電・蓄電池・V2Hの設置を手がける再エネ業者です。

補助金申請の代行にも対応し、最大300万円規模の支援実績もあるため、初期費用を抑えたい方に最適。

定期点検やトラブル対応などアフターサービスも充実しており、安心して長期利用できます。

えねこの基本情報

社名	株式会社えねこ
受付時間	8:00〜21:00
サービス	無料相談、現地調査、製品提案、太陽光設置、アフターサービス
補助金サポート	あり
保証・アフターサポート	定期点検・保証対応・緊急トラブル対応あり
対応エリア	東京都（詳細エリアの記載なし）
取扱メーカー	複数メーカーより選択可能（詳細記載なし）

スマソラ電気

スマソラ電気は、初期費用0円で太陽光発電と蓄電池を導入できるPPAモデルのサービスです。

発電した電気を自宅で利用できるだけでなく、契約満了後は設備を無償譲渡または特別単価で利用継続が可能。

東京都限定で提供されており、補助金を活用しながら電気代を抑えたい方におすすめです。

スマソラ電気の基本情報

社名	スマートソーラー株式会社
受付時間	9：00～18：00
サービス	無料相談、現地調査、製品提案、太陽光設置、アフターサービス
補助金サポート	あり
実績	不明
保証・アフターサポート	太陽光モジュール25年保証
対応エリア	東京都（詳細エリアの記載なし）
取扱メーカー	不明

リノベステーション

東京都千代田区に本社を置くリノベステーションは、太陽光・蓄電池リフォーム専門業者です。

国内外25メーカーの太陽光発電を取り扱っており、月々3,000円台から導入できます。

成約時に施工保証書を発行してもらえる上、20年間の工事保証があるため、万が一施工不良が原因で問題が生じた場合は無償で補修してもらえます。

太陽光発電の提案から施工、アフターフォローまで一貫して行っており、面倒な補助金申請を代行してもらうことも可能です。

リノベステーションの基本情報

社名	株式会社インフィニティエージェント東京都千代田区富士見1丁目8番19号 住友不動産千代田富士見ビル2F
受付時間	9：00～18：00（祝日除く）
サービス	無料相談、現地調査、製品提案、太陽光設置、アフターサービス
補助金サポート	あり
実績	年間相談件数2,000件以上、月20万人利用
保証・アフターサポート	製品保証：メーカーによって異なる工事保証：20年間・保証期間内であれば修理補修が無料・3年ごとに計5回の最長15年間の設置後メンテナンス
対応エリア	東京都（詳細エリアの記載なし）
支払い方法	銀行振込、クレジットカード決済、リフォームローン、住宅ローンの借り換え
許認可・免許・資格	各メーカー施工ID
取扱メーカー	ニチコン、シャープ、パナソニック、シャープ、日立、京セラ、オムロン、三菱、コロナ、HUAWEI、ジンコソーラー、長州産業、カナディアンソーラーほか

AD-HOME

AD-HOMEは東京都世田谷区を拠点とし、省エネ機器メーカーと直取引することで中間マージンを削減、自社施工による高品質な工事をリーズナブルな価格で提供する業者です。

補助金申請支援や長期メーカー保証に加え、独自の工事保証やアフターサポートも完備されており、安心して導入できます。

さらに太陽光と蓄電池の併設により、電気代の大幅削減や災害時の緊急電源対策にも対応しています。

AD-HOMEの基本情報

社名	株式会社AD-HOME
受付時間	9：00～18：00
サービス	太陽光発電システムや蓄電池の設置、リフォームなどの省エネ対応設備を、自社施工
補助金サポート	あり
実績	年間300件以上の省エネ設備導入実績
保証・アフターサポート	メーカー保証に加え、AD-HOME独自の施工保証も設けており、ドローンによる正確な現地調査に基づく高精度施工を実現。
対応エリア	全国エリア
許認可・免許・資格	宅地建物取引業
取扱メーカー	長州産業、カナディアンソーラー、京セラ、シャープ、パナソニック、ニチコン など

ゼロスタートソーラー

ゼロスタートソーラーの基本情報

社名	株式会社ラクサポ東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609
受付時間	9：00～17：00（火除く）
サービス	無料相談、現地調査、太陽光発電サブスク

エコ発電本舗

エコ発電本舗の基本情報

社名	株式会社ゼロホーム東京都豊島区西池袋5丁目13-12MKビル5F
受付時間	10：00～20：00（年中無休）
サービス	無料相談、現地調査、製品提案、太陽光設置、アフターサービス

タイナビ太陽光発電

タイナビ太陽光発電の基本情報

社名	株式会社グッドフェローズ東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田ビル8階
受付時間	公式サイトに記載なし
サービス	無料見積もり、アフターサービス

エコ×エネの相談窓口

エコ×エネの相談窓口の基本情報

社名	WAVE株式会社東京都渋谷区渋谷3-16-5 SHOKAIビル3階
受付時間	24時間（年中無休）※電話は10：00～19：00（平日のみ）
サービス	無料相談、一括見積もり、お断り代行

エコ発蓄電池

社名	株式会社energy nova
受付時間	9:00～19:00（土日祝除く）
サービス	無料相談家庭用・産業用蓄電池の価格比較・一括見積もりサービス

ソーラーパートナーズ

ソーラーパートナーズの基本情報

社名	株式会社ソーラーパートナーズ東京都新宿区新宿5-18-20 新宿オミビル4F
受付時間	9：00～19：00
サービス	無料見積もり、アフターサービス

グリエネ

グリエネの基本情報

社名	株式会社じげん東京都港区虎ノ門3-4-8
受付時間	10：00～21：00
サービス	太陽光発電業者の紹介

東京都の太陽光パネル設置義務化を解説

2025年4月から東京都でスタートする「太陽光パネル設置義務化」。

と聞くと「すべての家庭が強制的にパネルを設置しなきゃいけないの？」と思う方もいるかもしれません。

実際にはそうではなく、この制度の狙いは都民の生活を守り、環境とエネルギーを持続可能な形にしていくことにあります。

義務を負うのは「住宅購入者」ではなく「事業者」

この制度で義務を課されるのは、新築住宅を供給する大手ハウスメーカーなど、年間2万平方メートル以上の建物を建設する「特定建築主」と呼ばれる事業者です。

対象は約50社程度とされており、事業者は新たに建てる住宅全体で一定量の太陽光を導入しなければなりません。

一方で、住宅を購入する人自身には義務はなく、設置するかどうかを選べる立場にあります。

日当たりや屋根形状の問題で設置を見送っても、罰則や不利益は一切ありません。

ポイントは、「2025年4月以降に、大手ハウスメーカーで建てる新築戸建てかどうか」です。

義務化が導入される理由（3つの目的）

東京都が太陽光設置を義務化する背景には、次の3つの大きな目的があります。

1. 気候変動対策：家庭部門のCO₂排出量を減らし、2030年までに「カーボンハーフ」を達成するため。
2. エネルギーの安定確保：電力の一部を自前でまかなうことで、海外エネルギー依存や電気代高騰のリスクを軽減。
3. 災害対策：停電時にも日中の発電を活用でき、在宅避難時の電力確保に役立つ。

罰則や設置できない場合の扱い

住宅購入者が罰則を受けることはありません。義務を課されるのは事業者側であり、もし目標未達や説明不足があれば、都からの指導や勧告を受ける可能性があります。

また「日当たりが悪い」「屋根形状が合わない」「デザインを優先したい」などの理由で設置を見送っても問題なし。ハウスメーカーは他の住宅で多めに設置することで義務を達成できます。

つまりこの制度は「都民に強制する」ものではなく、むしろ家を建てるタイミングで専門家から再エネの知識やメリットを学ぶ機会だと考えるのが良いでしょう。

太陽光発電は元が取れるの？費用と投資効果を徹底解説

太陽光発電の導入を考えるときに、多くの人が気になるのは「初期費用はいくらかかるのか」「投資として本当に回収できるのか」という点でしょう。

ここでは、東京都に住む4人家族のケースをモデルに、実際にかかる費用や得られる経済効果を試算し、太陽光発電が“家計を助ける投資”になり得る理由を解説します。

導入コストは大きく「機器代」と「工事費」に分かれます。

• 機器代
  • 太陽光パネル：全体費用の約40〜50%を占めるメイン機器。性能やメーカーによって価格差がある。
  • パワーコンディショナ（パワコン）：直流を交流に変換する装置。費用の15〜20%を占め、10〜15年で交換が必要。
  • 架台：屋根にパネルを固定する土台部分。屋根材や形状によって種類が変わる。
  • その他：接続箱・ケーブル・発電モニターなどの周辺機器。
• 工事費
  • 設置工事費：パネルや架台を設置する費用。
  • 電気工事費：配線やパワコンの取り付け費用。
  • 足場設置費：2階建て以上では安全確保のため足場が必須。

経済産業省のデータでは、2024年の住宅用設置費用は 1kWあたり約25.5万円 が目安とされています。

【モデルケース】都内4人家族・4.5kW設置のシミュレーション

家族構成：夫婦＋子ども2人
住宅：東京都内の新築一戸建て
導入システム：太陽光発電 4.5kW
場所：練馬区

初期費用0円プランの注意点

• PPAモデル：事業者が設置し、発電した電気を買う仕組み。売電収益は事業者が得る。
• リースモデル：毎月リース料を支払い、発電分や売電収益は自分のものにできる。

いずれも導入ハードルは低いですが、長期的な利益を重視するなら「補助金を使って自分で購入」する方が有利になることが多いため、契約内容は必ず比較検討しましょう。

信頼できる太陽光発電業者を選ぶ5つのチェックポイント

太陽光発電を導入するときに最も大切なのは「どの業者に依頼するか」です。

失敗を避けるためには、以下の5つのポイントをしっかり確認して、安心して任せられる業者を選ぶことが大切です。

1. 豊富な実績と正式な許可

まず見るべきは「その会社がどれだけ施工経験を積んでいるか」です。

地域での施工件数が多ければ、その土地の気候や住宅事情にも精通している可能性が高いので安心感があります。

施工例の写真などを見せてもらうのも有効です。

また、工事金額が500万円未満なら許可は必須ではありませんが、「建設業許可」や「電気工事業の登録」を持っている業者は、技術力や会社の信頼性の証にもなります。

2. 丁寧な現地調査と正確なシミュレーション

信頼できる業者は、契約を急がせずにしっかりと調査と説明を行います。

屋根のサイズを測るだけでなく、専用の機器で角度や方角を計測し、近隣の建物による影響までチェックしてくれるか確認しましょう。

さらに、提出されるシミュレーションは「年間○万円お得」といった曖昧な数字ではなく、パネルの型番や配置図、月ごとの予測発電量まで詳細に示されていることが大切です。

3. 複数メーカーの取り扱いと中立的な提案

一社のメーカーしか扱わない業者だと、どうしても偏った提案になりがちです。

複数の国内外メーカーを取り扱っている業者であれば、屋根の形状や予算に合った最適な提案をしてもらえます。

「こちらは安さが魅力ですが保証が弱い」「このメーカーは小型パネルがあるので効率的」など、長所と短所を比較して複数案を提示してくれる会社を選ぶのがベストです。

4. 保証制度とアフターサポートの充実度

設置後のトラブル対応も業者選びの重要なポイントです。

• メーカー保証：パネルの出力保証（20〜25年）や機器保証（10〜15年）
• 施工保証：雨漏りなど施工不良に対する保証（最低10年は欲しい）
• 自然災害補償：落雷や台風などのトラブルにも対応できるか
  さらに、定期点検が有償か無償か、故障時にどれくらい早く対応してくれるかもチェックしておきましょう。

5. 相見積もりと担当者の対応力

最後に、必ず2〜3社以上で相見積もりを取りましょう。

価格やサービス内容の比較ができ、相場感も掴めます。安すぎる場合や逆に高額すぎる場合は注意が必要です。

また、担当者の対応も重要です。専門用語を噛み砕いて説明してくれるか、デメリットについても正直に話してくれるか、不安を煽るような営業トークをしてこないかなど、「この人なら任せられる」と思えるかを判断基準にしましょう。

太陽光発電を導入するメリットとデメリット

太陽光発電は「家計の助け」や「防災対策」として注目を集めていますが、一方で注意すべき点も存在します。

ここでは、導入前に知っておきたいメリットとデメリットを整理します。

【東京】太陽光発電の補助金まとめ

東京都は「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、住宅への太陽光発電や蓄電池の設置を強力にサポートしています。

ここでは、2025年度に活用できる主な補助制度や申請の流れ、区市町村・国の制度との違いを整理しました。

東京都の主な補助金制度

東京都が用意している太陽光発電補助金は、新築・既存住宅で金額が異なります。

• 新築住宅の場合
  ・3.6kW以下：1kWあたり12万円（上限36万円）
  ・3.6kWを超える部分：1kWあたり10万円（上限50kW未満）
• 既存住宅の場合
  ・3.75kW以下：1kWあたり15万円（上限45万円）
  ・3.75kWを超える部分：1kWあたり12万円（上限50kW未満）

また、ペロブスカイト太陽電池などの「機能性PV」や、防水工事を伴う陸屋根設置など、条件次第で補助額が上乗せされるケースもあります。

申請方法と注意点

補助金の申請は、公益財団法人東京都環境公社が運営する 「クール・ネット東京」 を通じて行います。

• 申請手続きの簡略化：従来は複数段階が必要でしたが、現在は工事完了後の1回の申請で済むようになりました。
• オンライン申請の推奨：電子申請が基本で、紙申請よりスピーディーに処理されます。
• 事前手続きが必須：契約や工事は、申請受理後でなければ補助対象になりません。

区市町村独自の補助金

東京都の制度に加え、区市町村でも独自に補助を実施しているところがあります。これらは多くの場合、都の補助金と併用可能です。

自治体によって条件や金額は異なるため、お住まいの区市町村の公式サイトで最新情報を確認しましょう。

国の補助金との違い

国は現在、住宅用太陽光発電単体に対する補助制度は実施していません。

ただし、蓄電池やV2H（車から家に電気を供給するシステム）など、太陽光と組み合わせて使う設備については支援が継続しています。

東京都・区市町村の補助と合わせて利用することで、実質負担を大幅に下げられる可能性があります。

補助金申請時のポイント

• 交付決定前に工事を始めないこと：必ず補助金の決定通知を受け取ってから工事に着工してください。工事後に申請することはできません。
• 予算枠に注意：補助金は年度ごとの予算があり、上限に達すると受付終了になります。導入を決めたら早めの申請準備がおすすめです。

新築なら「東京ゼロエミ住宅」もチェック

新築住宅を検討している方は、東京都独自の「東京ゼロエミ住宅制度」も見逃せません。高い省エネ性能を満たす住宅に対して、最大210万円の補助金が建物本体に支給されます。

太陽光発電の補助金とこの制度は併用可能。ダブルで活用すれば、より安く、高性能で省エネ・防災性に優れた住まいを実現できます。家づくりを依頼する際には、ハウスメーカーに「ゼロエミ住宅仕様で建てたい」と伝えるのがおすすめです。

太陽光発電と蓄電池はセットで導入すべき？

最近では、太陽光発電と蓄電池を同時に導入する家庭が増えてきています。

特に売電価格が下がっている今、自家消費の価値が高まっているため、蓄電池の存在感はますます大きくなっています。

太陽光発電と蓄電池を組み合わせるメリット

デメリットや注意すべき点

太陽光発電システムの耐用年数・寿命はどれくらい？

太陽光発電を検討するときに気になるのが「どれくらい長く使えるのか」という点です。

設備ごとに寿命が異なるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

太陽光パネルの寿命

太陽光パネルそのものは、25〜30年以上の耐久性があるとされています。

多くのメーカーが20〜25年の「出力保証」を設けており、この期間は一定以上の発電性能が維持されることを意味します。

経年劣化により発電効率は少しずつ下がりますが、寿命を迎えたからといって突然発電しなくなるわけではありません。

長期間にわたり安定して使える点は大きな安心材料です。

パワーコンディショナの寿命

パネルで発電した直流電流を家庭用の交流電流に変換する「パワーコンディショナ（パワコン）」は、パネルよりも寿命が短めです。

一般的には10〜15年程度で交換が必要となり、交換費用の目安は20万〜40万円ほど。

システム全体を長く使うためには、この交換コストも計画に入れておく必要があります。

法定耐用年数と実際の使用可能期間

税制上の「法定耐用年数」は、資産として価値を認められる年数のことで、太陽光発電設備は17年と定められています。

これは減価償却の計算に用いるものであり、17年を超えてもシステムが発電できなくなるわけではありません。

実際にはパネルは25年以上稼働し続けるケースも多く、実使用可能年数は法定耐用年数よりも長いのが一般的です。

太陽光発電を導入するまでのステップ

太陽光発電を自宅に設置するには、いくつかの段階を踏む必要があります。

ここでは、実際に導入する際の流れを分かりやすく整理しました。

太陽光発電を設置した人の体験談

太陽光発電に関するよくある質問（FAQ）

まとめ

東京都で太陽光発電を導入する際には、メリットと注意点の両方を踏まえて検討することが大切です。

特に魅力的なのは、東京都ならではの手厚い補助金制度が用意されている点で、これを活用すれば初期投資を大幅に抑えられます。

導入によって電気代の節約効果が期待できるだけでなく、停電時の非常用電源としても心強い存在になります。

投資回収の目安は一般的に約10年程度とされ、その後は長期的に家計を助けてくれるでしょう。

成功のポイントは、必ず複数の業者に見積もりを依頼し、実績や提案内容を比較することです。

自宅の条件に最も合ったプランを選ぶことで、安心かつ経済的に太陽光発電を活用できます。